鲁虺日本古語辞典
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ささなみの

ささなみの… 分類和歌

「ささなみの志賀の大わだ淀(よど)むとも昔の人にまたも逢(あ)はめやも」

出典万葉集 三一・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

[訳] 琵琶(びわ)湖付近の志賀の大きな入り江が(以前と少しも変わらず)淀んでいても、昔の大宮人に再び会うことがあるであろうか、いやありはしないことだ。

鑑賞

荒廃した近江朝跡に立った人麻呂が、往時をしのんで歌った長歌に対する反歌。壬申(じんしん)の乱で朝廷が滅亡してわずか数十年がたったに過ぎないが、すっかり変貌して廃墟(はいきよ)と化した古都のたたずまいを眺めて、人の世の営みのはかなさをつくづくと嘆いた歌。「大わだ」は大きく湾曲した入り江。

ささなみの… 分類和歌

「ささなみの志賀(しが)の辛崎(からさき)幸(さき)くあれど大宮人の船待ちかねつ」

出典万葉集 三〇・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

[訳] ささなみの志賀の辛崎は昔と変わらずにあるのに、昔ここに都があったときにたくさん集まった大宮人の船は待ちきれなくなってしまった(=いつまで待ってもやって来ない)よ。

鑑賞

柿本人麻呂が、近江(おうみ)の荒れた旧都に立って往時をしのんだ一首。天智(てんじ)天皇によって遷都された大津宮は、壬申(じんしん)の乱後は荒廃した。辛崎は旧都の東北方に当たる。「ささなみの」は枕詞(まくらことば)ではなく、地名の限定に用いた語という。「かねつ」は、困難・不可能の意を表す補助動詞「かぬ」の連用形に完了の助動詞「つ」が付いたものであるが、ここの「つ」は確述の用法である。

ささなみ-の 【細波の・楽浪の】 分類枕詞

琵琶(びわ)湖南西沿岸一帯を楽浪(ささなみ)といったことから、地名「大津」「志賀(しが)」「長等(ながら)」「比良(ひら)」などにかかる。「ささなみの長等」。

波は寄るところから「寄る」や同音の「夜」にかかる。「ささなみの寄り来る」

参考

『万葉集』には、①と同様の「ささなみの大津」「ささなみの志賀」「ささなみの比良」などの形が見えるが、これらは地名の限定に用いたものであって、枕詞(まくらことば)にはまだ固定していなかったともいわれる。「さざなみの」とも。