鲁虺日本古語辞典
输入关键词:
类目资源: 智虺堂 日本人文 康熙字典 汉语词典 毒鸡汤 谜语 名言 解梦 谚语 古籍溯源 异体字 大辞海 制度 语言翻译

鲁虺日本古語辞典 / かぜふけば上一个 查看全部 下一个

かぜふけば

かぜふけば… 分類和歌

「風吹けば沖つ白波たつた山夜半(よは)にや君がひとり越ゆらむ」

出典古今集 雑下・よみ人知らず・伊勢物語二三・大和物語一四九

[訳] 風が吹くと沖の白波が立つ、その

「たつ」

ではないが、竜田(たつた)山を夜中にあなたは一人で越えているのだろうか。

鑑賞

「沖つ白波」は歌では、白波が立つというところから、「竜田山(=立田山)」の序詞(じよことば)となることが多い。竜田山は大和の国(奈良県)の歌枕(うたまくら)。この歌では「沖つ白波」までが序詞で、「たつた山」の「たつ」に「立つ」と「竜(たつ)」とを掛ける。なお、この歌は『伊勢物語』『大和物語』にも見える有名な説話による歌であるが、三書の説話の内容にはやや相違がある。

かぜふけば… 分類和歌

「風吹けば落つるもみぢ葉水清み散らぬ影さへ底に見えつつ」

出典古今集 秋下・凡河内躬恒(おほしかふちのみつね)

[訳] 風が吹くと水面に落ちる紅葉、それに加え水が清いので、散らずにいる枝の紅葉の姿までが池の底に映って見える。

鑑賞

水面に映るものの影への関心は『古今和歌集』に特有のものである。